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不動産知識  

空き家問題解決!放置物件を現金化する売却術

2025年06月27日

日本各地で深刻化する空き家問題。もしあなたの所有する使われていない家がその一つなら、この機会に真剣に考えてみませんか?「いつか使うかも」「売却手続きが面倒」と放置していると、維持費がかさむだけでなく、建物の老朽化やご近所への迷惑といった問題を引き起こしかねません。しかし、適切な方法でアプローチすれば、放置された空き家も現金化できる可能性は十分にあります。

このブログでは、空き家を新たな資産へと変えるための具体的な売却術を解説します。


空き家放置のリスクと売却のメリット

空き家を放置することは、多くのデメリットを伴います。

  • 経済的負担の増大: 固定資産税や都市計画税は課税され続けます。さらに、特定空き家に指定されれば、固定資産税の軽減措置が適用されなくなり、税負担が最大で6倍になることも。
  • 資産価値の低下: 時間の経過とともに建物は劣化し、カビや雨漏り、シロアリ被害などが発生しやすくなります。これらは資産価値を著しく低下させ、売却価格に大きく影響します。
  • 近隣トラブルの発生: 雑草の繁茂、不法投棄、不審者の侵入など、空き家が原因で近隣住民とのトラブルに発展するケースも少なくありません。管理責任を問われ、損害賠償を請求される可能性もあります。

一方で、空き家を売却することには大きなメリットがあります。

  • 現金化による資金確保: 売却益は、新たな投資や生活費、老後の資金など、さまざまな用途に活用できます。
  • 維持費からの解放: 固定資産税や管理費用から解放され、経済的な負担が軽減されます。
  • 管理の手間からの解放: 遠隔地にある空き家の場合、定期的な見回りや手入れは大きな負担となります。売却することで、その手間から解放されます。

空き家売却の第一歩:現状把握と情報収集

売却を成功させるためには、まず物件の現状を正確に把握し、適切な情報を収集することが不可欠です。

1. 物件の現状を詳細に把握する

  • 登記簿謄本の確認: 所有者や抵当権などの権利関係を確認します。共有名義の場合は全員の同意が必要です。
  • 固定資産評価証明書の確認: 固定資産税の評価額や都市計画税の対象か否かを確認します。
  • 建物の状態確認: 雨漏り、シロアリ、傾きなど、構造上の問題がないか、内外装の劣化状況はどうかを把握します。
  • ライフラインの確認: 電気、ガス、水道が利用できるか、設備の老朽化はどうかを確認します。

2. 空き家特有の法的規制・優遇措置を確認する

  • 空き家特例(被相続人居住用家屋等確認申請): 相続した空き家を売却する際に、一定の要件を満たせば譲渡所得から最大3,000万円が控除される特例です。適用には期限や条件があるため、税理士や不動産会社に相談しましょう。
  • 特定空き家: 適切な管理が行われていない空き家は「特定空き家」に指定されることがあります。指定されると、固定資産税の軽減措置が解除されるだけでなく、自治体からの指導や命令、最終的には行政代執行による解体費用請求のリスクも発生します。

3. 周辺の売却事例と相場を調べる

近隣で同様の物件がどれくらいの価格で取引されているかを知ることは、適正な売却価格を設定する上で非常に重要です。

  • 国土交通省「土地総合情報システム」: 過去の不動産取引価格情報を確認できます。
  • 不動産ポータルサイト: 類似物件の売出価格を参考にできます。
  • 複数の不動産会社への査定依頼: 無料査定を利用し、それぞれの会社の査定額と根拠を比較検討します。

売却戦略の選択:そのまま売る?リフォームする?解体する?

空き家の状態や立地、あなたの希望によって、最適な売却戦略は異なります。

1. 現状のまま売却する(古家付き土地としての売却)

  • メリット: 解体費用やリフォーム費用がかからないため、初期費用を抑えられる。手続きが比較的早く進む。
  • デメリット: 買い手がつきにくい場合がある。リフォーム済み物件や更地と比べて、売却価格が低くなる傾向がある。
  • 向いているケース: 築年数が古く大幅な修繕が必要な場合、立地が良い場合、購入者がリノベーションを前提としている場合など。

2. リフォーム・リノベーションして売却する

  • メリット: 内見時の印象が良くなり、買い手が見つかりやすくなる。高値での売却が期待できる。
  • デメリット: リフォーム費用や期間が必要となる。費用が売却価格に上乗せできないリスクもある。
  • 向いているケース: 構造がしっかりしており、部分的なリフォームで十分魅力を高められる場合。ただし、費用対効果を慎重に検討する必要があります。

3. 解体して更地で売却する

  • メリット: 土地の利用価値が高まり、買い手が見つかりやすい。買い手が自由に建物を建てられる。
  • デメリット: 解体費用が数百万円かかる。解体後、固定資産税の住宅用地特例が解除され、税額が上がる可能性がある。
  • 向いているケース: 建物が著しく老朽化している、再建築不可物件、更地としての需要が高いエリアの場合など。

信頼できる不動産会社選びと具体的な売却活動

売却活動の成功は、信頼できる不動産会社選びにかかっています。

1. 複数の不動産会社に査定を依頼する

  • 一括査定サイトの活用: 複数の会社にまとめて査定依頼ができ、比較検討に便利です。
  • 地域密着型の不動産会社: その地域の特性や需要をよく把握しており、的確なアドバイスが期待できます。
  • 査定額の根拠を確認: 査定額の高さだけでなく、その根拠や販売戦略を詳しく説明してくれる会社を選びましょう。

2. 媒介契約の種類と選び方

不動産会社と結ぶ媒介契約には、「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」「一般媒介契約」の3種類があります。あなたの状況や希望に合わせて最適な契約形態を選びましょう。

3. 内覧対策と価格交渉

  • 内覧前の清掃・整理: 建物内外をきれいに清掃し、不要なものを片付けておくことで、購入希望者への印象が格段に良くなります。
  • 物件の良い点をアピール: 日当たりが良い、収納が多いなど、物件の魅力を具体的に伝える準備をしておきましょう。
  • 価格交渉への準備: 事前に許容できる最低価格を決めておき、冷静に対応できるよう準備しておきましょう。

契約・決済から引き渡しまで

売買契約締結から物件の引き渡しまで、滞りなく手続きを進めることが重要です。

1. 売買契約の締結

売買契約書の内容を十分に確認し、不明な点は必ず不動産会社に確認しましょう。手付金の受領、重要事項説明書の確認など、重要なプロセスです。

2. 決済・引き渡し

残金の受領、固定資産税等の精算、所有権移転登記の手続き、鍵の引き渡しなどを行います。司法書士が同席し、スムーズに進むようサポートしてくれます。

3. 引っ越し・残置物の処理

売却前に残置物の撤去を求められることがほとんどです。専門業者への依頼も検討しましょう。


まとめ:空き家を負動産から有効資産へ

空き家は、放置すればするほど価値が低下し、管理の手間や税負担といった「負動産」と化してしまいます。しかし、現状を正確に把握し、適切な売却戦略を選び、信頼できるパートナーと共に売却活動を進めれば、現金化という形であなたの新たな資産へと変えることができます。

「うちの空き家は売れないかも…」と諦める前に、まずは専門家である不動産会社に相談してみましょう。専門家の知見と経験が、あなたの空き家問題解決の大きな一歩となるはずです。


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